16 Jun, 2021 採用担当白菊のコラム Vol.1
どうも、こんにちは!
glassy&Co. 新卒採用担当の白菊です。
本日は「こんな人と一緒に働きたいな!」という僕なりの考えを書いてみたいと思います。
僕は皆さんと同じ20代なので、
一足早く社会人となった経験の中から、
これから社会に出て働かれる皆さんへ何かメッセージをお届けできればと思っています。
是非、最後までお付き合いください!
「一緒に良い会社をつくってくれる人と働きたい」
皆さんは「卒意」という言葉をご存じですか?
「卒意」は茶道で使われる言葉だそうですが、
その対義語として「用意」があります。
「用意」とは、客人をもてなすために主人があらかじめ行う準備のことを言い、
「卒意」とは主人のもてなしに応えるために客人に求められる心構えや行動のことを指します。
つまり主人の「用意」と、客人の「卒意」が、
相互に作用し合ってはじめてその場(茶会)は成り立つものであり、
一方的な関係では決して心地よい空間・時間をつくりだすことはできないという意味だそうです。
「なんだか分かる~」ってなりませんか?
ちなみに僕はこの言葉を知った時唸ってしまいました(笑)。
例えば学校の授業を例に考えてみましょう。
授業を行う先生を「主人」、生徒を「客人」とした時に、
その授業の雰囲気をつくっているのは先生だけでしょうか。
決してそうではないと思います。
どれだけ先生が分かりやすく楽しい授業をしていても、
椅子から立ち上がり騒ぐ生徒が一人でもいると、
その授業は崩壊すると思います。
つまりは先生と生徒の協力関係で授業という場の雰囲気はつくられているのです。
これが「用意」と「卒意」です。
「授業」も「会社」も同じ
学生の皆さんはまだ社会人経験がないのでイメージしづらいかもしれませんが、
会社においてもこの「用意」と「卒意」が顕著に表れます。
オフィスで暗い雰囲気をだしている人がいると、
組織は暗くなりますし、
逆に明るく元気で積極的な人がいると、
組織も本当に明るくなります。
僕も学生の頃は「会社」って言葉を聞くと、
なんだか壮大な感じがして遠い存在のように思えたものですが、
このように蓋を開けてみると実は人と人が集まった「組織」にしかすぎません。
「組織」という点では、
部活もサークルもボランティアもアルバイトもなんら変わりないのです。
「glassy」という会社
glassyは主力の社内報事業を立ち上げてから約6年、30名規模の会社。
大きな会社と比べると、より一人ひとりの「卒意」がglassyという会社を大きく変えます。
自分がとった行動や言動が、形となって組織がつくられていく。
そんな経験も結構楽しいものだと、僕自身感じています。
もちろん、福利厚生や事業規模、社内制度の充実といったものを大企業さんと比べると見劣りすることもあるかもしれません。
しかし、事業立ち上げから間もない会社だからこそ感じられる、
人ひとりの影響力の大きさは大企業さんにはない魅力かと思います。
だからこそ僕は一緒に良い会社をつくってくれる、
「卒意」ある人と働きたいと思っています。
さいごに
今日は、「glassyでこんな人と一緒に働きたいな!」という思いお伝えしましたが、
最近知った「卒意」という考え方は、どの組織に属しても必要なスタンスだと思っています。
社会人になられてから、
ふとした瞬間に思い出していただけると嬉しいです。
最後までお付き合いくださりありがとうございました!
ではでは!白菊でした!