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Mission & Vision 03 Jul, 2020 glassyのValueができるまで 後編~Valueを体現することとは?ワークショップを通じて~

#MVV#Value

glassyのValue(バリュー)が策定された2019年7月から1年が経ちました。
■Value作成時にどのような思いがあってこの言葉・キーワードを書いたのか
■「これがいい」と思った理由は何だったのか
■それぞれについて話しているときの気持ちはどのような気持ちだったのか
…などなど
Part1につづき、昨年の合宿でValueを作ったときのことを思い出しながら、Valueのまとめ役を担った6名で改めて話し合うワークショップを開催しました。

【メンバー】Valueのまとめ役を担った6名
森(AE&Director)・山田(AE&Director)・志手(Designer)・小林(Designer)・小島(Director)・吉本(人事)

▲ワークショップで使用したシートの一部

ワークショップ: “Valueを体現している”と思う具体的な出来事・行動・考え方の「エピソード」を挙げ(個人ワーク)、それを見ながらValue1~7について話し合いました(グループワーク)。

Value1. “自ら事業を創り世の中と共に成長する“

自分自身のエピソードには「今までなかった商材を受注し実績を増やしてきたこと」をあげました。

小島

「今までなかった商材」として、お問い合わせの増えている社内イベントに関連したエピソードを挙げている方が多いですね。

小林

エピソードとして、工藤さん(代表)はベースになっている習慣力が凄いと思っています。

うん、私も工藤さんの姿勢にいつも刺激を受けています。やっぱり、自分の心構えとか姿勢が重要ですよね。

小林

そういうマインドを持って今までにないことにチャレンジすることで、イベント事業やSDGsセミナーのような新しい事業が創られているわけですよね。

個人のマインドやチャレンジは欠かせないけど、それを事業として実現する力がglassyという会社にあることも必須。だから、glassyの組織や会社をつくることへの貢献も事業を創っていくことに直結しますよね。

小島

ほんとうにそう思います。Valueを体現してインナーブランディングに貢献することが事業を創っていくに直結することだと思います。たとえば、Value浸透を目的としたプロジェクトの「Gスタ」はglassyの内側から事業の土壌を創る大切な活動です。

<Value1.で出てきたキーワード>
・今までにないことをする
・glassyのインナーブランディングに貢献する  
・glassyの取り組み(組織作り)に貢献する
・スキルだけでない マインドが必要・重要
・インプットとアウトプット
・自分を高める

Value2. “困難な時こそ可能性にフォーカスをあてる“

このValueを体現しているエピソードとして、私は、要求レベルの高いクライアントの案件対応を挙げました。修正の多さに正直、毎回凹むんですが、貴重な成長機会だと捉えて、「これができるようになったら、どこでもできるよ」を合言葉にメンバーと励まし合っています。その甲斐あって回を重ねるごとに評価していただけるようになってきています。 このValueを体現するためには、このような「困難を成長機会と捉える」というマインドの切り替えが必要ですね。

小島

そうそう。困難な時こそ成長の機会。そう捉えることで、可能性にフォーカス“する”じゃなくて、“あてる”ことができる。

フォーカスをあてて、何ができるかを考える。常に前向きでいることですよね。可能性は後ろにはないから。

小林

スタッフに対しては、困難の先にある価値を紐解いて説明してあげることも必要ですよね。そうでないと、可能性というところの意味が見え辛くなってしまうので。そう考えて、自分が行っているエピソードとして、「1on1ミーティング」を挙げました。各スタッフの可能性や成長にフォーカスして、こんがらがっている糸を解くような作業を行っています。

<Value2.で出てきたキーワード>
・(困難を)“成長機会”と捉える
・(フォーカス)“する”ではなく、“あてる”   
・何ができるかを考える
・前向き(可能性は後ろにはない)


Value3. “「期待通り」ではなく「期待以上」を常に目指す”

山田

僕はこのValueのエピソードとして、吉本さんが常に本職以外の新しいタスクに意欲高く取り組んで結果を残し続けていることを挙げました。自分がやったことのない仕事だと相手の期待値って量りづらいじゃないですか。そこをちゃんと汲み取って、応えているのが凄いと思います。

吉本

ありがとうございます。私の場合、相手から「さすが!」って言われた時に、「お!期待以上だったの?」って思うんですよね。

志手

やっぱり他者の評価なんでしょうね。自分で120%出したとしても、それが相手の期待の100% に達していなかったら、期待以下になってしまいますからね。シビアな話ですけど。

吉本

思いやりなのかな。相手を理解して、相手の立場で、その人の痒いところに手が届くみたいな。ここ、“孫の手”って書いてください(笑)。

志手

いい表現しますね(笑)。皆さんのエピソードには全部「よりよい」という言葉が含まれていますね。現状に甘んじることなく、よりよい課題解決策を提供する。

山田

もらった仕事を点で捉えるか、線で捉えるかで全然パフォーマンスって変わってくるじゃないですか。前後関係に何があるかをちゃんと理解する。全体観を見れるか見れないかみたいなこと。

志手

「よりよい」は質の話になりますが、それ以外に、求められるタスク以外のこと、従来の枠組みを超えたことに積極的に取り組むことも期待を超えることの一つだと思います。公募型のプロジェクトに手をあげるメンバーがいることも今その一例ですよね。

<Value3.で出てきたキーワード>
・「さすが!」の一言
・現状に甘んじることなく、よりよく      
・相手を思いやる 理解する
・かゆいところに手が届く“孫の手”
・本質を理解する
・枠組みを超える取り組み

Value4. “チームglassyの意識を忘れない”

山田

個で仕事しているんじゃなくて、glassyという看板を背負って仕事しているのをちゃんと理解することですよね。

志手

そうですね。glassyとして最低限ここだけは担保していないといけないっていうのを各スタッフがちゃんとわかっていないと“チームglassy”っていうのが成り立たない。 

吉本

以前、第1クリエイティブチームと第2クリエイティブチームで助け合おうという話が出た時に、「自分たちチーム内で対処すべきだ」という意見が出ていましたよね?

志手

それは「甘えない」という意味ですね。まずはチームとして物事を完遂する努力をする。それがどうしても無理だった時にglassyとしてできる方向を探していくということです。

吉本

いいメンバーが集まってるならいいチームになれるはずなんですけど、そんな単純なものではないですよね。いいチームづくりはチームメンバーの日々の積み重ねでできるもの。だから各自が自分たちのチーム価値を上げる努力が必要かと。

<Value4.で出てきたキーワード>
・glassyという看板を背負っている        
・チームとして物事を完遂する
・甘えない
・チーム価値を上げる努力が必要


Value5. “発信は「I」で、人を巻き込み、結果を残す”

まさに、ムードメーカーですよね。

小島

小林さんが挙げていた若手メンバーの1人がチームの雰囲気を変えようしているエピソードや、私が挙げた朝礼や全体会でいつも一番前に座っていたり、一番最初にアクションをする人のエピソードも、ムードメーカーの話につながります。

小林

Gスタメンバーのエピソードも幾つも挙がっていますね。Gスタに関連するキーワードは、“オーナーシップ”かな。自ら手を挙げて発信して、巻き込んで、結果を出している。

小島

手を挙げてくれた人たちだから、自主性とか積極性とかも大事なキーワードですね。また、発信したことに責任を持って行動しているから信頼されるのだと思います。

ファーストペンギンが大事ってよく言われますけど、セカンドペンギンも重要ですよね。セカンドペンギンがいるからファーストペンギンに意味があるので、誰も続かなかったら、ただの勝手な人になってしまう。

小林

セカンドになる、広めて浸透させていくような人が必要ですけど、なかなか難しいですよね。

でも、ファーストペンギンのように先頭を走るのは得意じゃない人は、そこを目指してもらうのがいいのではと思っています。

<Value5.で出てきたキーワード>
・責任を持つ
・ムードメーカー
・オーナーシップ
・自主性・積極性が大事            
・セカンドペンギンの価値


Value6. “いかなる変化も楽しみ多様性を歓迎する”

吉本

わたしは、山田和さんの否定から入らず、相手を理解するところから始める姿勢を「多様性を歓迎する」エピソードとして挙げました。

山田

森さんが志手さんについて、「幾度となく体制が変化していく中で、後ろ向きにならず、工藤さんが描くビジョンに共感して尽力する姿勢はすごいと思う」と書いていますね。

志手

照れますね(笑)。 主体的であることが大切だと思うんですよね。変化に「合わせる」とか「受け入れる」だと受動的になってしまう。

山田

自分たちでいい会社を創っていくこと。 

吉本

「いい会社を作るのは私たち!」 

山田

そうそう。多様性も「受け入れる」ではなく、「歓迎する」。

志手

その時に、何でも歓迎するのではなく、やっぱり核となる部分が必要だと思うんですよね。共通項みたいなものがしっかりしてないと、なんでもありみたいな感じになっちゃいます。

吉本

Mission、Vision、Value(MVV)に共感した上での多様性ですよね。多様性の反対って、単一性っていうのかな?「みんな一緒」みたいな単一的なものってつまらないじゃないですか? それだと、この次のValue7.にある「ユニークな存在」になれないと思っているから、そういう意味でも多様性って重要だよねって思うんです。

志手

ユニークな存在になるためにあるってことですね。

<Value6.で出てきたキーワード>
・変化に合わせるのではなく、主体的である
・受け入れるではなく、歓迎する
・いい会社を創るのは私たち!
・多様性〇 ←→ 単一性✕ ユニークではない 
Valueに共感した上での多様性

Value7. “360°ワクワクさせるユニークな存在に!”

小島

言葉としてはキャッチーで一見分かりやすそうですけど、実践するのは実は一番難しいValueですよね。

私の中では、このValueはまだ真っ白なイメージ。360°がこれから埋まっていく。今はまだ実践のイメージが湧かないから難しく感じるし、皆さんの挙げられたエピソードの数が少ないValueだったのだと思います。

小島

これから作っていくところですよね。

小林

ワクワクさせる対象は社内・社外両方揃って360°になると思いますけど、社外をワクワクさせることってとても難しいから、まずは社内。さらに、まずは自分が何でもワクワクして楽しむことかな。

そうですね。これだけたくさんの会社がある中で、社外に対してエッジを立てるのは凄く難しいから、まずは社内になりますね。

小島

他者に何らかの価値を提供することも必要ですよね。

自称”じゃなくて、外から見て価値があることが重要ですよね。きちんと他者認証でないとダメかなと思います。

<Value7.で出てきたキーワード>
・他者も認めて価値がある
・まわりにいい影響を与える
・まだ真っ白なイメージ これから 完成していく  
・まずは自分が何でもワクワク楽しむ




glassyのValueの策定から1年。
私たちglassyがこれからも持続可能な成長を遂げていくために、Valueを通して社員一人ひとりがglassyの大切にしたい価値を認識し、自分たちでこのValueを育てていけるように、これからもさまざまな理解・浸透施策をメンバー全員で実践していきたいと思います。