People & Culture 23 Feb, 2023
小田原リトリート座談会
-職種を超えたチームビルディングの構築を目指して-
こんにちは!
社長室、新卒入社1年目の小嶋です。
glassyでは2022年からの新施策として、夏と冬の年2回“リトリート”を実施しています。
※夏のリトリートの様子はこちら から!
そして2023年1月、小田原にてglassy初となる冬のリトリートを開催!
A・B・Cチームに分かれ、1泊2日のプログラムを3日程行いました。
今回は、上司であり企画運営担当の吉本(写真左)と私小嶋(写真右)の2人が冬のリトリートを振り返りながら、参加したメンバーの様子や私たち自身の感想を語り合います。
お互いの内側を知ることができた貴重な場
小嶋
リトリートお疲れさまでした!
企画運営側として3日程すべて参加された吉本さん、いかがでしたか。
吉本
お疲れさまでした~。
どのチームも盛り上がったなーというのが一番の感想です。私自身も、とっても楽しかったです。小嶋さんは第一陣のAチームでの参加だったけど、どうでしたか?
小嶋
今回のリトリートでは、普段関わる機会が少ない制作チームの皆さんのことを知れただけでなく、仕事観やこれまでのキャリアなど深い話を聞くことができました。オフィスで仕事をするだけでは経験できない貴重な場だったと思います。
吉本
一緒に働く仲間の内面、インナーの部分を知ることができた時間だったよね。普段はお互いにアウターの部分、知識や経験、スキルを持ち寄って仕事をしているけど、通常業務とは切り離された空間に集まったからこそ、仕事に向き合う姿勢やその背景にあるエピソードをたっぷり時間をかけて共有し合えたと思うな。
小嶋
「○○さんって、こういうキャラクターなんだ!」といった仲間の意外な一面を知ることができたり、「こういう考え方を基に仕事されているんだ!」という新しい発見がたくさんありました。自分よりも年齢やキャリアが上の方だと、そういった内面の部分はあまり踏み込めないので1歩も2歩も近づけた感じがします。
チームを超えたコミュニケーション
吉本
A・B・Cの各チームで事前にしおりも準備したんだよね。小嶋さんたちのAチームのしおりも素敵なデザインだったな~!
▲(しおりの一部分)素敵なデザインにリトリートへの期待がぐっと高まりました♪
小嶋
2日目の午後はそれぞれのチームでレクリエーションプランを決めたんですけど、それに合わせてデザイナーさんがしおりを作ってくださって!すごくワクワクしましたね~
チーム全員で協力しながら準備を進められたことで、リトリートまでの良い助走期間となりました。新人の立場からすると、チームを超えて何かに取り組むことは楽しみではありますが、どうしても緊張してしまうので…。そういう意味でも、リトリートを迎えるまでにチーム全員とコミュニケーションを図ることができてよかったです。
吉本
助走期間。確かに!夏のリトリートは部署単位だったけど、冬のリトリートのようにチーム横断型の場合は、普段直接的に業務で連携することのないメンバーとのコミュニケーションだから気を遣ってしまうこともあるよね。
小嶋さんにとっても準備期間がリトリートへの気分を高める時間になったようでよかったです。
ところで、リトリートがある会社ってあまりない気がするけど、新卒1年目として、こういう宿泊ありの会社イベントってどう感じた?
小嶋
はじめは緊張したんですけど、振り返ってみると2日間とても楽しかったですね。チームを超えてコミュニケーションをとれたことも、ワークショップを通じて会社・仕事への理解を深められたことも、いい経験になりました。
吉本
日報でも「学びの多い2日間でした!」「リトリートで得た気づきを実業務に活かしていきたい」ってみんなが投稿してくれていたよね。嬉しかったな~。
リトリートのテーマは「インナーブランディングの達人」
小嶋
今回、リトリートを実施する上での意図や学んでほしいことはありましたか?
吉本
今回は、glassyのコーポレートスローガンである『企業の「らしさ」を「ありたい姿」に、「ありたい姿」を働く人の「なりたい姿」に。』をテーマにしました。会社のありたい姿である“ビジョン”と、働く個人のなりたい姿である“キャリア”の両方を見つめ直した上で、その接地点を見つけていくことをコンセプトにしていました。あとはチームを超えた全社のチームビルディングであることも根底に置いて設計しました。
小嶋
そういえばワークショップの中でも、“ビジョン”や“キャリア”といったワードがよく出てきていましたね。
レゴのワークショップでは、glassyのVisionである『インナーブランディングの達人』をレゴブロックで表現するというユニークなお題もあり、とても印象に残っています。
吉本
今回のリトリートのテーマである『インナーブランディングの達人』なんだけど、いきなり「インナーブランディングの達人ってどんな姿だと思う?」って聞かれても、すぐには答えられないと思うんだよね。あまりにも抽象的だし、正解がないし、結構ハードルが高いと思っています。まずは自分がおぼろげに考えていることを形にしてみてからストーリーを語る方がいいんじゃないかなって。だから、このテーマを考えるにあたってレゴを使ったワークショップが最適だったんだよね。
最初は自分自身で思う達人像をつくって発表して、その後、5名チーム全員で目指したい達人像をつくってもらいながらVisionについて更に深掘りしてもらいました。
小嶋
確かにいきなり『インナーブランディングの達人』とは何か、グループで話し合うとなっても難しかったと思います…。はじめに自分の考えをレゴブロックを用いて形にすることで頭の中を整理することができましたし、作品にすることでそれぞれの個性がはっきりと表れたことも良かったですね。
“ビジョン”、“働くこと”、“キャリア”3つの視点から向き合う
小嶋
私はAチームとして参加しましたが、他のチームがどんな感じだったのか結構気になっていて。A・B・Cチームでそれぞれ違いました?
吉本
全然違いましたね!メンバー構成を見ても各チームにカラーがあって、Aチームは各年齢層が均等にいる感じで、Bチームは新卒2名がいたこともあり若手が多めでした。Cチームはマネジャー層の割合も多く、アダルトチームって呼んでいました(笑)。
そういう意味で言うと、初日最後の読書会はキャリアによって出てくる話題がさまざまで1番違いが出たかも。全員が予め「仕事の思想」という本を読んだ上で、「私にとって働くとは」というお題でお互いの考えをシェアしたので。
若手メンバーの中には日ごろ仕事に向き合う中でのモヤモヤを正直に話して先輩達から沢山アドバイスもらっている人もいましたよ。一方アダルトチームでは、キャリアの豊富さからか奥が深いなーと感じるエピソードが沢山あって。どのチームも時間延長しました(笑)。
小嶋
私も読書会で皆さんの感想を聞いていて面白かったです。同じ本を読んでも感じ方や思うことはこんなに違うんだ!と驚きでした。そして、私も同じチームの先輩から仕事のアドバイスをいただいた一人です(笑)。
▲代表の工藤からも貴重な話しを聞くことができました!
吉本
2日目の朝は、ペアを組んでお互いにインタビューしながらキャリアや仕事観に向き合うペアワークの時間からのスタートでしたが、どうでしたか?
小嶋
私はデザイナーの方とペアでした。仕事内容が違うだけでなく、中途として入社、新卒として入社というこれまでのキャリアも全く違う方にインタビューをさせていただき、仕事観や過去のお話を聞くことができ、とても貴重な機会だったなと改めて思います。
吉本
どの日程もどのペアもすごく盛り上がっていたな~。
そして、会社の目指している姿と個人のなりたい姿がくっきりしてきた段階で最後のグループワーク。1日目に考えたインナーブランディングの達人像に向かっていくために、チームとして個人として何ができるかをマンダラートにまとめて発表。ほんと中身の濃い2日間だったよね。朝も夜もみんなしゃべり倒してた(笑)。
▲「インナーブランディングの達人とは?」話し合いながら周りのマスを埋めていきます
小嶋
“ビジョン”、“働くこと”、“キャリア”という3つの視点から向き合うことで、「なんでそう思うんだろう?」とか、「自分のこの考え方ってどこからきてるんだろう」とか、自分が今まで考えてこなかった部分がどんどん深掘りされていく感覚がありました。
吉本
今回のリトリートで自分自身では気づかなかった、自分の特徴や強みも発見できましたか?
小嶋
読書会や2日目のペアワークでは、自分の発表に対し、同じチームの皆さんから意見や感想をフィードバックしていただきました。その言葉の中には自分の自信につながるようなポジティブなものから、核心をつかれるようなものもありまして…(笑)。相手のことも知れたと同時に自分のこともより知ることができましたね!
吉本
それはよかったです!
ところで、会社として用意していたプログラムのお話しはいろいろできましたが、2日目午後のお楽しみTIME、レクリエーションパートについては触れなくてもよかった?
小嶋
はい。実は、各チームの皆さんにお声がけして、各チームプログラムの特集記事を書いてもらうことにしました!
吉本
いいですね。各チームの特色が出ていてすごく楽しい時間だったので、Gマガを読んでくださっている方にも詳しくお伝えしたいと思っていました。記事の公開楽しみにしています♪