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People & Culture 20 Jan, 2020 003 みんなで一緒にハードルを越えていく楽しさ 

#AE&Director#ボクらのカタチ

【プロフィール】
デザイナーとして業界に入り主に官公庁の制作物を担当。その後、音楽の月刊誌や大手飲料メーカ―・化粧品会社のSPツールの営業を経て、現在のglassyへ。勤続10年を迎えた。

クライアントの課題を知り、その解決策をカタチにする

--- 担当している営業(AE)兼ディレクターとはどんな仕事か教えてください。

営業の仕事というと、商品やサービス、情報などの購入をお客様に促すことをイメージされると思いますが、glassyの営業スタッフは、インナーブランディングという事業をベースとして企業と接点を持ちます。経営状態や組織が抱えている課題、世の中の流れといった情報を収集して、経営陣やマネジメント層にアプローチしていく。そこが普通のモノを売る営業とはちょっと違うところですね。

ディレクターとしては、クライアントの課題を解決するための提案や制作物のディレクションが主な仕事です。
組織における課題はさまざまで、規模や社員数、年齢層によるものなどもあります。そのさまざまな課題に対して最適な解決となるプロダクトをご提案していきます。たとえば社内報であれば、紙がいいのか、WEBがいいのか、あるいは動画がいいのか、ニーズや用途に応じて幅広く選択肢があります。
最近は、社内イベントのご相談も増えています。周年パーティ、社内表彰などの企画や会場の選定、当日の運営までトータルに行っています。

--- この仕事を担当する上で、必要なスキルやマインドセットとは?

世の中のニュースやトレンドにアンテナを張ることは必要ですね。日常のなかで目に触れるすべてのものには、何かしらのニーズがあります。もし、自分が受け入れられないものがあったとしても、どういうニーズがあるからそれが世の中に出てきているのかを読み解くとか、そういう視点で何事にも興味を持って接する姿勢が大切だと思います。
また、実際の提案やディレクションの場面では、印刷やWEBなどの制作に関しての知識も身につける必要があります。

失敗を恐れずに、自分で考えて自分でアクションしてもらいたい

--- チーム編成と山田さんのポジションについて聞かせてください。

現在、glassyは東京・名古屋・大阪にオフィスを構えていて、クライアントと地域に応じてチームが分かれています。チームは、営業(AE)と制作ディレクターを兼ねた「フロント」、編集とライティングを行う「セカンド」、そして「デザイナー」の三層構造になっています。職種を横軸とすると、縦軸はクライアント別のチームに分かれています。自分が在籍しているのは第2クリエイティブチームの「フロント」というポジションです。

自分がメインで担当しているクライアントのほか、チームのメンバーが担当するクライアントに同行することも多くあります。基本的にほぼ毎日、どこかのクライアントに足を運んでいますね。

メンバーには、「自分で考えて自分でいろいろやってみて!」と伝えています。もちろんポイントごとに確認はしますし、万が一トラブルが起こった時はサポートしますが、こちらが決めたレールに乗せるより、自分で考えてアクションしてもらうことが、メンバーやチーム全体の成長につながると思っています。

みんなで一緒にハードルを越えていく楽しさ

---営業(AE)兼ディレクターの仕事はどんなところが面白いですか?

私はもともと、デザイナーから出発しました。最初の会社で働いている時、外部パートナーと協業していく中で、仕事の上流から下流まですべてを語れる方と出逢い、自分もそういう存在になりたいなと感じました。そこから印刷に関する知識を学ぶなど幅広く吸収して、現在の仕事にたどり着きました。

クライアントのニーズに触れ、解決策を提案し、プロダクトへの落とし込むところまで自分でプロセスを設計できることが一番楽しいですね。どういうコミュニケーションをとって、どんな価値を提供すれば、自分に仕事を任せてもらえるのだろうかと常に考えています。

経営者が言うインナーブランディングは大きな話なので、そのまま社員に落としても伝わりきらないことがほとんどですが、手段や切り口を変えることでしっかりと浸透させることができます。その結果みんなが同じ方向を向き、各々の役割を果たし、自分の価値もチームの価値も出せるようになる。クライアントの一番近い部分で一緒に考え、実現していく面白さがあります。
そこには自分たちの仕事を評価してくれるクライアントがいて、自分たちのビジネスが成り立っていると思うと本当にありがたいですね。

ただし楽しいことばかりではなく、与えられた課題や、チームの目標、チームビルディングなどすべてに高いハードルがあり、苦しいこともあります。でも、苦しさがあるからやりがいとか楽しさがあるのであって、それを一人ではなく仲間と一緒に乗り越えていくのが、この仕事の醍醐味なんじゃないでしょうか。

常にアンテナを張って色々なものに興味を持って吸収できる人、大歓迎!

--- 山田さんは、どんな人と一緒に働きたいですか?

コミュニケーションやマナーなど、人としての“基本”がしっかりしていることは大前提として、元気がある人、エネルギーのある人がいいですね。若い世代に元気をもらいながら、でも、まだまだ負けないぜ!と思っています。あとは常にアンテナを張り、いろいろなものに興味を持って吸収できる人と一緒に働きたいです。

インナーブランディングの仕事をする上で、企業活動や経営課題の理解はもちろん必要になってきますが、新卒の場合、入社する時点でそういう知識はなくても大丈夫です。たとえば、クライアントの課題が「若い人とのコミュニケーション」だった場合、若い世代なら、課題の実情をリアルに感じられるわけですから、そこを入口に徐々に広げていけばいいと思います。

キャリア入社の場合は、能力やスキルを存分に発揮してほしいですね。会社で影響力を出せる人とか、周りを引っ張っていける人とか、率先してチャレンジしてくれる人とか、欲をいえば、いろいろ出てきますね(笑)。

--- ご自身はこれから何をしてどうなっていきたいですか?

当たり前ですけど、5年後10年後は、目の前の2、3年の延長線上にあるものです。glassyがインナーブランディングという事業領域で、世の中でさらに価値のある会社に成長していくのを一緒に追いかけていきたいと思っています。

今後、社員数が2倍、3倍と増えていくなかで、自分のモチベーションも上がるし、コミュニティも広がっていきます。さまざまなキャリアの人との触れ合いが自分自身を成長させてくれますし、能力とかスキルも吸収できるのが楽しみですね。

glassyは、まだ成長の途中です。自分たちがこれからどうなっていくかを自分たちで決めていくことができます。もちろんそこに困難はありますけど、だからこそ面白いのだと思います。これからも仲間と一緒に楽しみながらハードルを越えていきます。