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People & Culture 23 Jan, 2020 004 「ワクワクしながら働ける環境づくり」をglassyの仲間たちと進めていく

#ボクらのカタチ#人事

【プロフィール】
新卒で企業イベント・ブライダルの企画会社に入社。その後、大手アパレルメーカーにて販売職の採用担当、BtoB通販会社での採用や研修担当を経て、2019年2月にglassyへ入社。社長室のマネジャーとして人事、その他業務を行っている。

自他ともに認める社内の「何でも屋」

--- 配属された部署での業務内容を教えてください。

glassy初の人事担当として入社し、社長室に配属され、人事業務とそれ以外のさまざまな業務に携わっています。むしろ「それ以外」の仕事が大半を占めているかもしれません。自他ともに認める「何でも屋」です(笑)。

まず、人事担当として行っていることをお話ししますと、これまで専任担当がいなかったことで後回しになっていた未整備なモノ・コトの整備に力を注いでいます。
たとえば、新しく入社した方にいち早く活躍していただく為に、最初の3ヶ月間をどの様に過ごしてもらうかをオンボーディングという視点で設計しました。入社されてからの3ヶ月間でglassyの人事面談が4回、グループ人事の面談が2回と計6回もあります。密なコミュニケーションを取ることで、会社・組織や人・業務に早く慣れてもらうとともに、コミュニケーション不足による入社後のミスマッチが起きない様にという考えが根幹にあります。

また、ITインフラ整備やクラウド導入などを通じて、コア業務に集中できる環境づくりも推進しているのですが、人事領域ではタレントマネジメント系のクラウドシステムを導入しました。評価制度運用にかかる負荷を軽減することで、目標設定とフィードバックをこまめに行えるようになりました。マネジャーとメンバー間でこれまで以上にコミュニケーションがとれる様になってきていると感じています。

人事以外の領域は本当に幅広いのですが、「経営企画+営業企画+マーケティング+広報」という様なバックオフィス業務全般に携わっています。先ほど少しお話しましたがICT環境の整備もありますし、新しい顧客層を獲得するための新たな取り組み、新商材やビジネススキームの構築、オフィス環境の整備、各種会議体の運営やプロジェクト推進などなど・・・本当に多岐にわたっています。そういえば、入社4ヶ月目頃から「ITインフラ整備」とか「インサイドセールスの立ち上げ」とか、私にとって未開の地であるミッションが増えてきたように思います。新たなミッションがあると、情報収集のために展示会やセミナーに足しげく通うタイプなのですが、当時持っていた名刺の肩書が「人事」だったので、名刺交換をする相手の顔に「?」が浮かんでいました。私もなんて説明すれば良いか分からなかったなぁ~(笑)

すべての業務が会社の成長につながっている手ごたえが楽しい

--- 人事以外のお仕事が大半を占めているとのことですが、「人事担当だと思って入社したのに、話が違う!」と思ったりはしなかったですか?

あはは。鋭い質問ですね!
入社数か月後に代表の工藤に「私って人事でしたよね?」って聞いたことあります(笑)
・・・ですが、むしろ、色々なことにチャレンジさせてもらえて楽しいです!
元々、「未整備な場所を開拓して整備すること」が大好きで、燃えるタイプなんですよ。荒野を突き進み、自分が通った後にちゃんと舗装された道が出来ているってステキ!って。やりがいというか生きがいというか。
だから、思いがけず人事以外の領域にも幅広く携われて、ガシガシ開拓して良い今の環境は私にとってはHAPPYこの上ないんです。未開の地がこれでもかと目の前に広がっている!(笑)友人達からは水を得た魚の様だと言われています。工藤からはブルドーザーと言われましたが・・・。

今最も注力しているのは、組織づくりの核となる企業のMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)を社内に浸透させる取組みです。中でもバリューについてはビジョンの達成とその先にあるミッションの実現につながるものですので、自分たちが大切にしたい価値観・想いをこのタイミングでしっかり見つめなおすとともに、会社が描く未来像を皆で理解しながら一つずつ形にしていけたらと思っています。そのためには、経営サイドからのメッセージ発信とボトムアップ型プロジェクトの両面が必要だと思っており、両側面の浸透施策に携わって推進しているところです。

--- とても楽しんでおられるのがひしひしと伝わってきます(笑)

ええ、ほんとうに楽しいので(笑)。 社長室のマネジャーという立場なのですが、私の役割は、代表の工藤が叶えたい「いい会社を創る」ためのサポート役と現場スタッフの橋渡し役なのかな、と感じています。経営者の側で仕事をしてみて初めて、「会社を動かすこと」その全てが経営者の仕事なのだということを実感しました。「会社のこと全て」は、私が領域広いなと思いながら携わっている仕事も全て内包しているのですから、経営者って本当にすごいな、と。

私はキャリアの大半が一部上場企業での経験なのですが、規模が大きな会社は役割毎に組織が細分化されているのですよね。もちろん専門領域に特化し注力できるという良い面もありますが、全社視点が持ちにくくなってしまうというデメリットもあると思っています。それがglassyの社長室では、経営企画、人事・総務・広報、営業企画・マーケティング、システム部門などの領域をまるっと担っているので、経営者の想い描く理想像を一貫性をもって叶えていけるなと。だからこそ、人事という領域に縛られずにチャレンジすることが重要だと感じています。(ただ、知識の無い領域が多すぎて・・・日々勉強と発見の毎日です!)

それは社長室に限った話で話ではなく、今30名規模でこれから大きく成長していこうとしている当社だからこそ、一人一人の行動やあらゆる取り組みが会社の未来を形作る重要な要素になると思っています。自分のアクションが会社の未来づくりに直結しているってステキな事だと心から感じています。

glassyなら「働く人がワクワクしながら働ける環境づくり」ができる

--- ところで、吉本さんが転職先としてglassyを選んだ理由は何だったのですか?

“セレンディピティ”を感じたからです!
・・・っていうのが答えなのですが、それって何?って感じですよね。
工藤にも同じ質問をされたことがあるのですが、当社のミッションである「うねりを創り出す」になぞらえて、「うねりが来たんです!」と答えたら、使い方が違うと苦笑されました(笑)

前職では外部のパートナー企業向け研修プログラムをゼロから立ち上げ、約9年間担当していました。2千名を超える方に学びの場を提供できる仕事でしたのでとてもやりがいがありました。ですが、あくまでも外部企業の方が対象。長年通い続けてくれていた研修リピーターさんが突然離職されたりすると「あんなに頑張っていたのに…」と残念に思うこともありました。そんな時、外部の人間では何もしてあげられないというもどかしさを感じていたのです。働く人にとっては、所属する会社・組織での日常が重要なのですよね。工藤は半径5mが大事と常々言っていますが、外部研修では影響を与えられる範囲は限られているなと。

私は「人のHAPPYのお手伝い」をキャリアコンセプトにしているのですが、もっともっと「働く人のHAPPY」に向き合って寄り添っていきたいという思いが徐々に強くなっていました。それに直接向き合える仕事は事業会社の人事という仕事だと思ったのです。人事で採用担当もしていましたが、採用領域だけではなく、人材開発・組織開発という大きな視点でできる仕事をしたいな、と。

だけど、人事であればどんな会社でも良いというわけではなくて、スタートアップやベンチャーの様な立上げフェーズだけど人や組織を大事だと考えている会社がいいな、と。
なかなかそんな企業には出逢えないだろうな、と思っていたのですが・・・。

--- そういった中でglassyを選ばれたのですね。

はい、そうです。
実は求人票を見た時点から運命を感じていました!企業フェーズも募集職種も仕事の領域も、何もかも私が求めている内容だったので。
さらに、企業をMVV軸で統合を図り、内側から活性化させていく「インナーブランディング」という領域が事業ドメインであることにとても興味が湧きました。
人事として自社のインナーブランディングを強化していく事が、ビジネスにもつながると感じたからです。自社の社員のHAPPYだけではなく、その先のお客様のHAPPYも作れるのではという確信がありました。それって、もの凄い事だし、glassy以外にはそんな会社を見つけられない、とさえ思いました。たぶん、glassyと出逢わなければ今でも転職していなかったと思います。
あとは、人や組織に対する考え方が一致する経営者の下でない限りは人事には戻らないと心に決めていたのですが、それも同時に叶いましたので、私にとっては本当に奇跡としか言いようのない出逢いでした。

「glassyの考え方がステキ」と思ってくれる人が仲間に加わってくれたらお互いがHAPPYに

--- 人事担当者としてではなく個人として、どんな人と一緒に働きたいと思いますか?

glassyという会社の目指していることや考え方に共感・共鳴してもらえる人がいいです。
とはいえ、足元は未整備なことだらけで、As-is(現状)と To-be(あるべき姿)にはギャップがあります。だからこそ、ありのままのglassyを見てもらった上で、自分もglassyのTo-beを一緒に創っていきたい、その一員になりたいと思ってくれる人と一緒に働きたいですね。あらゆる変化を楽しめる人、そして変化の波にのまれずに自己研鑽できる方が活躍できる会社だと思います。

glassyに限らずですが、一般的に働く会社を選ぶ際は、その会社が何を生業とし、何を目指していて、どんな思想を持って運営されている会社なのかを知ることが大事だと考えています。そういった企業の「らしさ」や「あるべき姿」が自分の「なりたい姿」とフィットする会社に入ることほど幸せなことはないと思うんですよね。
星の数ほどある会社の中で、「glassyの考え方がステキ」と思ってくれる人に入社してもらえたらお互いにHAPPYになれると信じています。

--- 吉本さんご自身はこれから何をしてどうなっていきたいですか?

それが想像できない楽しさがあるというのは答えになるでしょうか!?
入社してからの1年間で新しく取組み始めたことがとても多くて、これから1年先、2年先にどんな世界が広がっていくのか予測のつかないワクワク感があります。

何を考え決定し、どんな仲間と何を始めて、どんな風に実行していくのか、その日々の選択が未来をつくると思っています。一つひとつの取捨選択、日々の地道な積み重ねの先にしか未来はないと思っています。だからこそ「あるべき姿」を思い描きながら「今のこの瞬間」を大切にしていきたいと考えています。私たちの未来は私たちの手で変えていける、それを実感できる事がglassyで働く醍醐味では、と思っています。